株式会社トリアス様のIR活用事例

株式会社トリアス様

決算説明会、個人投資家説明会などの限られた場だけでは伝えきれない企業のビジョンや戦略などのIR情報を動画で配信しています。経営者の方が直接メッセージを発信できることから、IRの用途以外に、広報やリクルートの情報発信にも活用されています。

特徴は、国内の投資家向けのみならず、海外の投資家に向けて英語にも対応している点にあります。現在は動画以外のテキスト情報のみ英語化されていますが、今後配信が予定されている動画については英語字幕も用意される予定です。

株式会社トリアス様


株式会社トリアス様が動画配信を始めようと考えた背景

5年10年後を見据えて検討した結果、コミュニケーションスタイルとして動画がより重要になるだろうと考えました

動画を配信しようとお考えになった背景を教えてください。
弊社は一言で言うとIR支援の会社です。中でも投資家さま、特に中長期の投資家さまと上場企業さまを、相互のコミュニケーションを通じて繋げていく橋渡しの仕事を目指しています。
実は、IRの現場ってとても労働集約的なんです。特に上場したばかりの若い企業さまにおいては、IRの現場の仕事が多く、担当の方々が疲弊してしまうケースが多く見られます。
そこで、そのような方々が、投資家さまとコミュニケーションの根髄をじっくり話せる時間を作ろうと考えました。
その為に、労働集約的業務が起きている部分をシステム化し、時間を上手に使う為の提案をし、IR活動のサポートを行うということを弊社の業務の目的としています。
そのような業務を行う中、2007年頃から株式市場、そしてIR業界を取り巻く環境にいくつかの変化を感じはじめました。
一つは、今まで東京を中心に開催されていたIR関連のイベントが、インターネットの広がりとともに、世界中に発信できるようになったこと。そのため、イベント用に用意した資料等のコンテンツを、その場限りで終わらせず、コストパフォーマンスよく横展開できるようになりました。
それを考えたとき、インターネットというバーチャルの場が、IRにとって極めて重要であると改めて感じたんです。
また、2008年秋以降の金融危機によって金融市場が縮小し、その結果、プロの運用機関の資産も縮小してしまいました。
代わりに個人の富裕層、あるいは海外を拠点とする投資家層が投資主体として浮上してきました。機関投資家の方々であれば、上場会社に対して一対一で取材をするなど、様々な情報収集が出来るのですが、個人投資家の方々、海外を拠点とする投資家の方々にとって、直接コミュニケーションを取るというのは難しいですよね。
そのように考えると、IR情報を発信できるインターネットのメディアやツールが、これまで以上に重要になってくると思うのです。
ですから、日本語だけではなく、国際共通語である英語の双方で情報交換が出来る場を作ろうと考えました。
そして、5年10年後を見据えた結果、コミュニケーションスタイルとして、映像、動画がより重要となるだろうと考え、動画を活用したサービスを開始することにした次第です。

ビムーブVIDEO導入の決め手

自由度が高く、ユーザーサイドに立ったサービス展開である点を評価しました

導入の決め手となったポイントはどこでしたか?
コミュニケーションツールとして、タイムリー性が必要となるIRの現場で、制作をベースにした動画配信ではなく、制作の加工性が高く、便利さを維持したまま動画配信をより簡単に安価にできるインフラはないかと探していました。その時に、あるベンチャーキャピタリストの方から、御社をご紹介いただきました。
一番のポイントは、どんなフォーマットの動画でも、非常に簡単に、映像の専門家でなくても配信できてしまうということ、そして、我々ユーザ側で字幕をはじめとした編集が入れることとですね。
英語での展開は必須と考えておりましたので字幕は入れなければならないのですが、その作業を映像制作のエンジニアに頼んだ場合、修正などのやり取りが発生しますし、時間と手間がかかってしまいます。
IRはタイムリー性が要求される仕事ですから、映画やテレビCMとかと違い、時間をかけられないんです。
そういった意味で、自由度を担保できる仕組みを探していたときに御社とめぐり合う事ができました。
御社は、字幕だけでなく、例えば携帯向けにQRコードを生成する機能とか、動画配信する為の様々な周辺機能の充実を常に行っていらっしゃいますよね。
今も新しい機能の開発をされていると思いますし、これからも続けられると思っています。
要するに、動画配信だけが御社のビジネスモデルではないというところですよね。
いかにユーザーサイドに立ってサービスを提供されているか。ユーザーが、より気軽に使える工夫を常にしていらっしゃるというところを、中長期的に評価させて頂きました。
あとは、コストですね。IRとPRの違いですが、PRは投資として、広報やマーケティングの予算がつきますけれども、IRというと、本来は投資家開拓の投資として考えて頂きたいのですが、実際は管理部門の経費として扱われ、予算が削られやすいということがあります。
ですから、コスト的な部分を考えると高額なシステムは利用できないのです。
御社のSaaS型のサービスであれば、安いコストで、かなりの数の動画を配信することが出来ますから、そこも評価しました。
サービスは幾つか比較されましたか?
少しはありました。ただ、ご紹介して下さったベンチャーキャピタリストの方々は、テクノロジーやWEB関係にお強くて、その方々から、御社はユーザーサイドに立った技術展開をされているということを伺いましたので、そこで一度スクリーニングされました。
また、サービスを選択する上で、どのような技術、仕組みであるのかということを、ある程度理解したうえでお話を伺うというのを心がけておりますので、御社からサービス説明を一度お伺いしただけで、ユーザーフレンドリーに、自由度の高い展開をされていらっしゃるという事が、すぐに理解できてしまいました。
ですから、あとは我々がいかに使いこなしてサービスに展開できるかという、我々自身の問題でしたので、たくさんのサービスを比較するということはなく、即決めましたね。
本当に良いサービスだということがすぐに理解できましたので。

動画配信を取り入れた感想

短い時間の中に多くの情報を盛り込める、動画は非常に戦略的に使えるツールです。

動画を配信することでどのような効果が得られましたか?
IRTV Network®のメインは、IRインタビューです。
企業の経営トップが会社を代表して、ビジョンを語ったり、トップご自身の意見をお話されるなど、短いメッセージにまとめてコンテンツとして送ることができます。
そして、動画を年に1、2度更新しますから、そのアーカイブを順に見ていくと、その会社の遍歴を見ることができます。
メッセージ動画の尺は3分から4分を3本用意して1パッケージとしています。
インターネット上での視聴ですから、映画やドラマと違って、続けて見ていられるのはせいぜい7分から8分位です。
一つのパートにつき3分位が、一番見やすいと考えています。ですから、3分から4分の短さに纏めるということに気を使いました。
実は、この短さの中で語られる真髄は、40分から50分の決算説明会や事業説明会で語られる内容に匹敵します。
テキストであれば数十ページにもなりますが、動画の場合は、限られた時間の中にに自分達が伝えたい事を入れ込めるという力があります。
動画の作成方法ですが、インタビューした映像を編集します。
事前に打ち合わせを重ねて、動画の中に盛り込む話の構成を戦略的に準備するというのはもちろんのこと、インタビューする側・される側がお互いによく理解し、親近感を持ってからインタビューを行うようにしています。
ですから、社長さまは心の準備ができ、きっちり考えた上でお話されますので、お話しがあまり得意でない方であっても、自然体で、人柄の良さが極めてよく出てきます。
説明会で何十人何百人を前にすると、緊張から顔が強張り、よさが出ない社長さまって結構いらっしゃるのですが、ある程度編集もできますし、インタビューを通じて自然体でメッセージを発するというのは、思いのほか効果があると感じています。
投資家さまに向けたIRツールとしてはもちろん、社員の皆さまに向けてのメッセージ発信や、採用の場面でも使える、使い勝手の良い多様性のあるコンテンツとなります。
動画って本当にパワフルですよね。戦略的に使えるツールですから、その良さを最大に活かせるよう、短いメッセージを積み上げる動画と、文面や数字を並べないと伝わらないような資料を組み合わせて、企業の発信したいことをしっかりと伝えるお手伝いをする事を常に意識しています。
動画をアップされている企業様からの評価はいかがでしたか?
現在、人材のアウトソーシングをビジネスとされている株式会社アウトソーシング様に動画配信をお使い頂いております。
非常に多くの契約社員の方々を雇用され、全国津々浦々に拠点をお持ちですので、会社の方向性や、社長さまのビジョンなどが、なかなか伝わりにくいという課題をお持ちでした。
その為、動画はまずリクルートの用途として、社内、そして将来の社員さまに対して情報を発信するツールとして有効に使われています。
それからもう1つ、人材のアウトソーシング業界において、偽装請負問題等のスキャンダルが続きましたので、業界そのものが懐疑的に見られる時期がありました。
ですから、きちんとした取り組みをしている企業もあるという事を訴えたかったわけです。
手段として、マスメディアもありますが、自分たちが訴えたい時に取り上げてもらう事ってなかなかできませんよね。
また、マスメディアの場合、発信したい情報を、必ずしも全て放送してくれるとは限りません。
マスメディアはパワーがありますが、運営している局の意向で内容をカットされることも起こりえます。
そういう意味からも、理解してほしいことを訴えたいタイミングに、戦略的に自ら発信できる場は必要なのだと思います。

株式会社トリアス様の今後の展開

キラキラ光る元気な会社の情報を、国内のみならず海外に向けても発信したい。

今後、動画配信に関しての展望などがあれば教えていただけますか?
現在は、IR情報をメインに配信しておりますが、今後は、例えば製造業の企業であれば、その会社のこだわりの一押しの商品を開発された方の声や、商品のポイントを説明するような動画の配信もパッケージでご提案していきたいと思います。
店頭に並んでしまうと、例えば素材にこだわって安全安心な作り方をしているとか、どれほどの思い入れがある商品なのかなど、説明して頂かなければわかりません。
ですから、IRTV Network®で、企業と投資家兼消費者であるお客様との接点の場になるような動画を、シーズン毎のメッセージと一緒に配信しましょうとご提案しています。
あともうひとつ、海外への発信ですね。
IRTV Network®のような、上場企業のIRの観点で動画配信されているメディアというのは実はたくさんあるんです。
ですが、二ヶ国語で、日本の外に向けても同じ重みづけの配信をしているネットメディアは、各社のHPは別として、あまりないのではないでしょうか。
私はこのメディアを通じて、日本に眠っている、でもキラキラ光るような元気な会社の情報を、海外に向けても発信したいと考えています。実は、海外に向けての発信の主な狙いは東アジアなんです。
東アジアは今後、日本にとって重要な経済圏になってくると考えています。
これからは、東アジア圏の中で、いい会社の情報発信していく場がもっともっと必要になってくると思っています。
本来なら中国語などアジアの言語で発信をするべきかもしれませんが、まずは共通語である英語からという思いがありました。
ですから、IRTV Network®では、海外に向けて発信する機会が殆どないような若い企業さまであっても、二ヶ国語で、継続的に、かつ安価で情報発信ができる場にしていきたいと思っています。
その場に、きちんとした映像を取り込んでいけると、より発信力が高まりますから、今後一層力を入れてまいります。
日本が元気になりそうですね。動画のパワーをこれからもご活用頂きたいと思います。
そうですね。私達としては、動画の良さをいかにしてお客様にわかっていただくかが重要ですね。たくさんの企業様に使って頂けるように頑張ります。今後ともよろしお願いします。

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